日本史トリビア

日本史トリビアは、日本の歴史をもっと楽しく、もっと身近に感じてもらうためのブログである。教科書では味わえないエピソード、意外な豆知識、歴史人物の裏話などを交えながら、思わず誰かに話したくなるような日本史を届ける。難しい専門用語は抜きにして、歴史を知るワクワクを大切に。過去を知れば、今がもっと面白くなる。さあ、一緒に日本史のタイムトラベルへ出かけよう!

島崎藤村 日本史トリビア

島崎藤村「破戒」が問う沈黙と告白

『破戒』は、信州の町で教壇に立つ瀬川丑松が、自分の出自を隠して生きるうちに追い詰められていく姿を描く長編小説だ。明治後期の空気が、細かな会話や視線に染み込み、静けさが不穏に変わる。読者の胸も落ち着かない。 亡き父から授か […]
島崎藤村 日本史トリビア

島崎藤村「椰子の実」と柳田國男の逸話

「名も知らぬ遠き島より」ではじまる『椰子の実』は、ほんの数連で海の広さと人の孤独を立ち上げ、読後に静かな余韻だけが残る詩だ。短いのに、景色が長く続く。息を止めるような間がある。音の少なさが効く。 黒潮に運ばれてきた小さな […]